■得意とするキーマンを作る。 社内のみんなにパソコンを利用してもらおうという事で、パソコンの操作・知識について社員教育をしたとします。ところが、ある程度のレベルの人はどんどん進んでいってしまうのですが、全くの初心者というかたは、どんどん質問をしてきます。それもある程度使える人から見ても「こんな事で呼ぶなよ・・・」と思ってしまう内容で。 しかし、そこで怒ってはいけません。分からないのが当たり前、今まで全く感覚もない事を覚えてもらおうとしているのですから。そこで重要となるのが、キーマンです。各部署、各階にある程度でいいです、全社員教育を一通りした後、パソコンを操作できる人をキーマンとして、ちょこっとした操作の仕方などは、その人から直接教えてもらうようにします。その人を中心として全体のレベルを底上げしていくのです。 何も専門化レベルまで全員を上げる必要が無いので、基礎の基礎が全員できていればいいと思います。キーマンのレベルも、「文字入力が出来る」「Windowsでエクセル、ワードが開ける」程度でもいいです。 もしキーマンをおかずにシステム担当者が一人でしていると、パソコンインストラクターとしての仕事だけで一日が終わってしまいます。ある程度教える人を分散した、マンツーマン教育が一番効果があるようです。 |