今、家庭用で主流のプリンターはジェットインクタイプでないでしょうか。それでは業務用といえば、レーザープリンターです。なるほど、最新の技術を詰め込んだプリンターですね。 ところが、最新でないプリンターでもバリバリの現役がいるのです。それはドット式のプリンターです。ドット式はリボンテープインクにハンマーでガチガチ叩きながら紙に印刷するタイプです。 大き目のプリンターになると音がとても大きく、静かに仕事なんか出来ないくらいです。でもなんでこのプリンターが今だに現役なのでしょうか。それは運送会社の伝票、社内伝票の印刷の為です。ハンマーでガンガン叩いていく事で複写式伝票でも印刷が出来るのです。 一方ジェットインク式、レーザー式プリンターは紙の表面にインクやトナーを吹きつけたり、染み込ませるといったイメージであるので、複写式の伝票を印刷しても最初の1枚目しか印刷されないのです。 でも、運送会社ではレーザープリンター式でも印刷できるような伝票を提供したり、社内伝票でも複写式を止めたりしているところが増えてきております。 ある意味、資料などを印刷するにはレーザープリンター。伝票に関してはドット式と言う具合に分けて使っているのですが、それだと、プリンターもインクも2重になります。共通して使えれば無駄な資産やインクなどの消耗品を減らす事が出来ます。 といっても、しばらくの間はドットの引退は無いようですね。 |