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【No.44】売れば売るほど赤字になる?!
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店員 「いつも、ご購入有難う御座います。」
客A 「ねえ、今回これだけ買ったんだから何かサービスして
よ」
店員 「わかりました。この商品はサービスします。それと配
送も無料に致します。」
客  「ありがとう! さすがだわ!。」


と、よくある風景ですが、実はここに落とし穴があるのです。
確かに上得意様にたいしては、厚いサービスをしなければいけ
ないですよね。だからといって赤字になるようなサービスを行
っては意味がありません。しかし赤字を気にするばかりサービ
スにインパクトが無ければこれは逆効果です。

「この店はケチ!」

そんな噂も流れてしまいます。
その様な事を無視してどんどんサービスして売り続ければ、売
上は増えたけど、赤字も増えたという最悪の結果になってしま
います。




■インパクトのあるサービス
インパクトのあるサービスをしながら利益を残すのは矛盾して
いるような感じもしそうですが、じっくりとシミュレーション
を行えば、可能になります。

まず、それを実現するには各商品の原価が必要となります。
前々回、ダウンロードして頂いたファイルの商品シートを見ら
れて気がついた方も多いのではないでしょうか。「ん? 原価
の欄があるけど、一体どのような時に使用するのだろうか?」
原価のらんは、これらをシミュレートする時に使用します。



後、必要なデータとしてお客様に渡るまでの経費データがあり
ます。例えば配送にかかる人件費、ガソリン代、包装代、その他
作業代などです。これらを総合的に計算しながらインパクトの
あるサービスを決めるのです。

さて、次回そのシミュレート付きのシートをご紹介します。
お楽しみに!

 

 
     
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