前回お話していた、「売れば売るほど赤字になる」とこですが、 利益を計算するシミュレーションが出来れば、後で気付けば 赤字という事を防げます。
とにかく、またアスネットのホームページからエクセルのファ イルをダウンロードしてください。「連動売上・シミュレーショ ンタイプ」という名前のファイルです。 ダウンロードはこちらから
このファイルを開いて頂くと一番右のシートに「損益計算」 という名前のシートがあります。そのシートを開いてください。 基本的には数字を入力する所を黄色に色付けしてみました。
上部に売上伝票のシートと同じ表があります。その表に商品番号 と数量を入力すると必要なデータ-が表示されます。 それに経費の金額を入力すると純利益まで計算されます。
こので経費内にある「値引き」項目を見てください。もちろん 定価で販売する時は関係ないのですが、値引きをする時この欄 に入力すると値引率やそれに伴う純利益が再計算されます。
何度も数字を入れ直しながらインパクトのある数字にしてみては いかがでしょうか。
例えば、10,100円だった時、100円の値引きだと10,000円となるの ですが、ここで更に20円値引きして9,800円となると数字のインパ クトが変わります。しかも20円しか違わないのに数百円も引いたよ うな印象をもつことが出来ます。
同じように10,000円から500円引いて「5%引きサービス」とするよ り「500円割り引きサービス」と表現した方がインパクトが強いです。 逆に500円の商品から200円引く時は「200円引きサービス」とする より、「20%割引サービス」とか「5分の1割引サービス」などと した方がインパクトは強くなります。
これらも完全に純利益が分かって初めて出来る事ですので、値引き 額を決める時はこのようなシミュレーションをすることをお勧めし ます。 |