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【No.75】エクセルで作る備品在庫管理表
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備品管理表
総務で鉛筆やボールペンなどの備品を管理しているとどうしてもいつの間にか在庫数が合わない時などありませんか。原因は数え間違えか持ち出した時の記載がされていないかが大部分です。

そこで今回備品管理表を作ってみました。これは備品ごとに月期首の在庫数を入力して備品を持ち出す毎に日付と個数を入力すれば現在の在庫数が計算される表です。

ちなみにこの表の中で「状態」とありますが、これは在庫の状態を表しております。▲が残り在庫が1/4になった時、×が在庫が無くなった時自動で表示されます。状態が▲になった備品を発注すれば在庫切れを防ぐことが出来るのです。

 

表の解説
さて、D列の使用数はSUM関数を使っています。=SUM(H5,J5,L5,N5,P5,R5,T5) はその該当するセルのみを合計するようになっております。今回の表は日付と数量が交互になっている為 SUM(H5:T5)とすると日付の数字まで合計されてしまうためです。

使用個数は7回入力できるようになっていますが日付が必要でない場合はすべて数量として入力しSUM関数をSUM(H5:T5)具合に変更すると利用できます。

F列の状態ですが個々でIF関数を使用しています。
=IF(E5=<0,"小さい","大きい")
となります。IF関数は3つに分かれており、
 =IF(条件式,正しい処理、違う処理)
の内容で関数が作られております。


まず条件式は「E5=<0」です。これはE5が0以下ときという条件です。この式に当てはまっていたら正しい処理、”小さい”を表示させ、当てはまらない時つまりE5が0より大きい数字の時違う処理”大きい”を表示させます。

今回の表の例ではIF式の違う時の処理でもう一つIF関数が入っている2重式になっています。けれどもじっくり見てみると単純な式の組み合わせということが解ります。


=IF(AND(E5<=0,C5<>0),"×",IF(C5/4>E5,"▲",""))
これは実際に表で使っている関数です。IFの中にIFが入っており、また最初の条件式もE5が0以下でありC5が0でないときと複合条件にはなっておりますが、基本的な(条件式,正しい処理、違う処理)の構成になっております。

E5が0以下でC5が0で無い時、「×」を表示。それ以外のときは次の式を処理する。E5の値がC5の4分1より小さいとき「▲」を表示させそれ以外は空白を表示させる。このような関数となっております。

今回も(ダウンロードのページ)で「ファイル番号6:備品在庫管理表」 をダウンロードしてください。

 

 
     
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