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【No.14】ダイレクトメール その3
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■お菓子販売の店舗にて

ここは、とあるお菓子屋さん。このお店ではよくある「ポイントカード」を導入しています。300円毎に1ポイント付き、50ポイントで商品券と交換というものです。

同時に、購買データーも収集しています。レジで精算する際、お客様番号と、お買い物日、購入商品名、数量などのデーターも収集しているのです。

この店のA店長はいつも当店をご利用いただいているお客様に感謝を込めて特別のセールを行う事にしました。それはダイレクトメール(DM)をお客様に送り告知する方法です。「えっと、顧客名簿には5000人のお客様の住所があるから、その方々にはがきを送ろうかな。」そういうことでA店長は印刷会社にはがきを作ってもらってDMを送ったのです。

※ 5000人×(切手代50円 + 印刷代 5円)=27.5万円 
実際はこれより安い値段でも出来るのですが、今回は例題という事で・・・

 __ 。 ____ 。 ____ 。 ____ 。 ____ 。 _

『当店をご利用いただいているお客様へ

当店をご利用頂き誠にありがとうございます。今週末の土・日に皆様に感謝の気持ちを込めまして、特別のセールを行います。

なんと当店の全商品が2割引でございます。どうぞ今度の土日は当店へお越しください。』

 __ 。 ____ 。 ____ 。 ____ 。 ____ 。 _

 

「うちのお店は粗利が50%だから2割引で3割粗利として残るんだな!!」

 【A店長の予想】

  来店数   1500人(全体の3割)
客単価   2000円
売上    240万円
粗利    90万円
経費    27.5万
販売利益 62.5万

と予想していました。A店長はその予想に満足し、セールの当日がとても待ち同く思えていたのです。ところがセールが終わりA店長は暗い顔をして事務所にいました。

なんと、はがきを持ってきたお客様が50人! 売上に関しては10万円!

 【実際の数字】

  来店数  400人(全体の8%)
客単価  2000円
売上    80万円
粗利    24万円
経費    27.5万
販売利益 -3.5万

大赤字です。さて、どうしてこのような事がおきたのでしょうか?

 

 
     
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