社員教育というと、会議室にみんなを集めて、教材を配り高校の授業のように行うところがおおいです。でも、現実的にはこのような教育を行うのは難しいです。というのも、仕事の合間に時間を作らなければなりません。しかも一度で行った方が時間的・経済的効率が良い為出来るだけ全員参加できるような時間帯でとなると、就業時間が終わった後か時間内に無理やり時間を作るかどちらかです。 就業時間外や祭日に行うと、「なんだよ、折角仕事が終わったのに、呼び出しやがって!!」なんて心のどこかで思われているかもしれません。 そうなると責任者はみんなから嫌われてしまう!! そんなのは嫌だから就業時間内に行おうとすると、「仕事で忙しいんだよ! ほら、今もお客さんから電話がかかってきている。全く時間を考えてくれよな〜!」なんてまた、嫌われてしまいます。 結局は、どちらにしても嫌われる運命なんですよね。そんならどちらかを選んで嫌われてください! はい、今日はおしまい! ってここで終わったらあまりにも無責任なので、解決策を。 まず、テキストを使ってパソコンの立ち上げ方やメールの見方(書き方はいらない)を覚えてもらいます。とにかく最低限の事です。どんなに年配の方でも文字入力が無くて、写真付きのテキストだと殆どの方は1人で操作をする事が出来ます。 そうしたら、社員教育で使うテキストをメールで少しずつ毎日全員に送信してもらいます。週に1度くらい課題として提出してもらうのもいいかもしれません。一度このような教育を行うと次回から他の教育(社内安全教育や衛生教育)などにも利用する事が出来、しかも教育をする為の時間調整なども必要ありません。 ただ、毎日担当者には質問が寄せられるかと思いますが、その質問も次回メールでまわせばいいですし、教室での研修のように質問を全員で共有する事が可能となります。 |