「顧客の特徴を捉えることが一番大切」はい、終了!
って、終わっちゃ怒られそうですね。もう少し詳しく説明します。
顧客管理をする理由はこの「顧客の特徴を捉えること」です。それじゃどうやって顧客の特徴を捉えるのかというと、今まで購入した商品の履歴を集めばいいのです。
Aさん |
Bさん |
6/10 |
珈琲 |
5/20 |
珈琲 |
7/12 |
珈琲 |
6/1 |
珈琲 |
8/9 |
珈琲 |
8/3 |
珈琲 |
9/10 |
ココア |
10/15 |
珈琲 |
10/11 |
日本茶 |
10/28 |
珈琲 |
例えば上の表のような履歴があるとします。次来店した時、紅茶を勧める時どちらが購入してくれそうですか>?
これは、Aさんですよね。どう見てもBさんは珈琲好きのようですもの。まぁ、家族に紅茶が好きな人がいれば購入してくれるんじゃない? なんて意見がありますが、家族に紅茶好きな人はいないようです、なぜなら紅茶好きな人がいれば珈琲と一緒に既に紅茶を買っているからです。
もし、この時、2人に紅茶を勧めたらどのような反応が予想されるでしょうか。Aさんは、興味を持つかもしれません。その後購入も考えられます。一方Bさんは、冷たく断られます。ひょっとすると「いつもこのお店で珈琲を買っているのを知っていていうのかしら、この店員は!」なんて心の中で叫んでいるかもしれません。
この様な資料が無いと、そのお客様の購買パターンはなんとなくしか、かわかりません。もちろん、なんとなくしか、解らない購買パターンを全店員で共有するなんて無理です。ただ、店員同士がテレパシーでやり取り出来るなら別ですけど。たいていのお店ではテレパシーでやり取りできないので、顧客管理としてデーターを収集すると誰が見ても購買パターンを理解しやすくなります。
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