ここ数ヶ月ほど前から、テレビ、新聞などで「ICタグ」なる物が頻繁に登場しております。「ICタグって」と思われている方にちょっと簡単にご説明をします。 今、流通業界では商品の個別管理をする為「バーコード」を利用しております。コンビニで買物した時に、レジのお姉さんがピッ! という感じで使っているものです。皆さん見たことはあると思います。 バーコードで読取る事により、商品の売れた情報を集める事ができます。それを元に人気商品や不人気商品などが分かるのです。 ICタグは、小さいタグにICが入っておりとある電波を当てると特有の情報が磁力?でかえってくる仕組みになっており、バーコードに変わる物といわれています。 5〜10年ほど前だったと思いますが、テレビでコートを着た男性がスーパーの色んな商品をコートの中に忍ばせている。そのままレジを素通りしたところで、店員から一枚の紙を渡されます。それはレシートだったのです。1個づつバーコードで情報を読取らなくても瞬時に全部の商品の精算ができるというシステムでした。 その時は、一体どのような仕組みになっているか見当もつきませんでしたが、今思うとそれがICタグだったのでしょう。当時はその様な技術は遠い先の話だと思っていたのですが、ひょっとするとここ1〜2年程で実現されそうです。しかも書籍の業界では既にICタグをつけるという事を言っております。 それでは、このICタグ、バーコードと違ってどのようなことが出来るのでしょうか?次回お話します。 |