■出張経費清算書は1枚で完結した方が良い
出張が終わり会社に戻って経費を精算する時、独自の清算書を使用しているところも多いでしょう。
出張経費清算書の要点として金額が把握できるのが第一ですが、その金額の内訳も必要となります。また時系列に記載することでその経費がどの時点で発生しているのか、またそれが本当に必要であるかを判断することが出来ます。また、この清算書は複数枚に分けるのでなく1出張で1枚にした方が管理がしやすいです。
■サンプル「出張経費清算書」
ということで、表計算ソフトで作成してみました。使い方は必要事項を入力するだけで簡単に出来ます。一度みられたらすぐに分かると思います。表下段の科目別合計は数式によって自動表示され、それを元に円グラフにも連動しております。
■科目別合計の数式は?
科目別合計の数式は「sumif」関数を使用しております。通常の「sum」関数ならば例えばG列の選択範囲すべて無条件に合計するのですが、このsumif関数を使用するととある条件がB列のセルに該当したらG列の数値を合計するという関数です。
今回の出張経費清算書を例に取るとB列には交通費科目があります。交通費科目の場合B列に「1」を入力し、金額をG列に入力します。 そして、科目別合計欄では「=SUMIF(B$14:B$34,">0",G$14:G$34)」 とします。これは
”B14〜B34のセルの値のうち” ”0より大きいセルと同じ行の” ”G列のセルの値を合計する”
ということになります。
■普通に該当科目に「1」でなくて金額を入力すればいいのでは?
確かに、その方法で表を作ることも出来ます。ただ、金額を入力する欄にするとその分セルの幅をある程度広げなければならないので、科目数が限られてしまいます。また、金額が一列に並ぶのでパッと見たときに見やすいです。
■■(ファイルのダウンロード)■■
今回もファイルをダウンロードしてください。いつものようにダウンロードページの「ファイル番号24:出張旅費清算書」からエクセルのファイルをダウンロードしてください。 (ダウンローページ)
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