■一覧表で作ると集計も自動化 例えば日々発生時毎に伝票を発行するのでなく、1週間毎に入出金伝票をまとめて提出した方が事務的にも簡略となり本来の業務に集中する事が出来ます。また経理処理も一括集中してで処理できるので事務処理の効率化にもつながります。
さて、今回はエクセルの「ピポッドテーブル」を使用しております。これはデーターを自動で処理し、集計表を作成する機能です。
データーとは今回でいう、入出金の明細となります。 例えば、光熱費 15000円とか、交通費 650円という 個々の支払い、入金の項目と金額です。
■ピポッドテーブル
ここでピポッドテーブルについて簡単にご説明します。
ピポッドテーブルの使い方は下記の通りです。 サンプルとして下記のファイルをダウンロードしてください。
◆「ファイル番号26:入出金伝票自動集計タイプ」です。 ◆ (ダウンロードのページ)
シートが6枚あります。 ・「入金入力」 ・「入金集計」
・「入金入力」 ・「入金集計」
・「入出金入力」 ・「入出金集計」
このうち「入金入力」のページを開いてください。
1)摘要欄と入金額の項目名を含めて範囲指定します。 「B4からC30」まで今回はします。
2)メニューバーの「データ」-「ピポッドテーブル とピポッドグラフレポート」を選択します。 3)小画面が表示されるので「完了」を押します。 4)新しいシートに空の表とピポッドテーブルのウインドウが表示されます。 5)ピポッドテーブルのウインドウの「摘要」をマウスの左ボタンを押しながら、表の左側の「ここに行のフィールドをドラッグします」と書いてある場所へマウスを移動し、左ボタンを離します。 6)同様に「入金額」を「ここにアイテムをドラッグします」へ持ってきます。 7)これで表が出来るのですが、数字が件数として表示されています。これを合計に変更しなければなりません。 8)どの数字でもいいので表右側の項目の数字の上でマウスの右ボタンを押します。 9)「フィルドの設定」を選択します。 10)「集計方法」を「合計」を選択して「OK」ボタンをおします。これで集計表の完成です。
ちなみに、元の入力表へドンドン入金データーを追加しても自動で更新はされません。最新のデーターへ更新する場合は表の中でマウスの右ボタンをおして「データーの更新」を選択すると最新データーへ更新されます。
※今回のサンプルは101行までのデーターを集計します。 それ以降は集計されません。
■サンプルファイル シートが入金、出金、入出金の3種類るいの入力表とそれぞれの集計表があります。入金、出金を使用するかもしくは入出金を使うかはお好きなようにお選びください。
■■(ファイルのダウンロード)■■
今回もファイルをダウンロードしてください。いつものようにダウンロードページの「ファイル番号26:入出金伝票集計タイプ」からエクセルのファイルをダウンロードしてください。 (ダウンロードのページ)
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