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【No.98】書式を変えて表示する
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エクセルの表計算ソフトにて意外に知られていない、便利な機能があります。それは「セルの書式設定」です。

皆さんは通常使用する時、何も設定を変更されずに文字や数字を入力していくと思います。そして必要に応じて「桁区切り」や小数点以下の桁数を調整すると思います。

実はこれ、無意識のうちにセルの書式を変更していたのです。ただ、簡単に出来る上記のような場合はボタンを押すだけといった簡単な操作なので、それ以外の書式を知る事が出来ません。でもこのセルの書式設定をうまく使いこなせばかなり便利な機能もあるのです。

 

■セルの書式設定を表示しましょう。
変更したいセルにカーソルを移動させ、上記メニューバーの「書式」-「セル」を選択します。表示された「セルの書式設定」画面の一番左「表示形式」を開いてみてください。

「分類」のリストにはいろんな種類の表示方法が並んでいます。その中から「通貨」を選んでみましょう。右側の「記号」を「¥」を選択し「OK」ボタンを押してみてください。

そのセルに表示している数字の頭に「¥」が付いて「¥1235」と表示されています。

 

■どんな時に使うの?
実際どのような時に使用するのでしょうか?このように書式を変更しなくても直接「¥1235」と入力すればちゃんと表示されます。ところがこのセルを含んだ数式を作成した時、「¥1235」は頭に「¥」を入力しているので数字でなく文字として判断されます。その為計算できないのです。

先ほどの書式での変更では入力している内容が「1235」の数字で表示される時自動で「¥」が付くだけなので内容は数字の「1235」と判断され、計算が出来るのです。

■ユーザー定義を使用すれば複雑な表示も可能
計算の時だけでなくリストの中の「分類」の「ユーザー定義」を使用するともっと面白く、便利な使い方も出来ます。

 1)「セルの書式設定」を表示してください。
 2)「表示形式」の画面を表示します。
 3)「分類」の中から「ユーザー定義」を選択します。
 4)「種類」のボックスの中に「顧客番号:@」を入力します。
    ※このままコピーしてもいいです。
 5)「OK」ボタンを押します。

その後、設定を変更をしたセルに「256」と入力してみてください。「顧客番号:256」と表示されるはずです。

このように表示形式を特に「ユーザー定義」を使用すれば今までは出来なかった表を作成する事が出来ます。


 ■■ サンプルファイル ■■
 ★仕事に役立つエクセル表ファイル★
 「ファイル番号:32 書式設定(表示形式)の変更」 ダウンロード

 

 
     
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