表計算ソフトでリストを作り、例えば名簿番号を入力するとリストから必要情報を自動で表示させる検索機能を作るとします。
プログラムを無しで、関数だけでそれらを作るとなると「VLOOK」関数を使用します。
■VLOOK関数
「VLOOK」関数は
「=VLOOK(検索番号、検索リスト範囲、表示番号)」
の3つのブロックから作られます。
・検索番号:検索したい番号を入力したセルを指定します。
・検索リスト範囲:名簿の表を範囲指定します。
・表示番号:検索結果として表示される項目を
検索リスト範囲の左から何番目という具合に指定します。
実際には下記のようになります。 (例)
「=VLOOKUP(C5,F5:G10,2)」
(説明)
・検索したい番号が入力されたセル「C5」
・リストの範囲「F5:G10」
・表示番号「リストの左から2番目の項目」
■該当しない番号は違うデーターが表示される
名簿には番号1〜10番までのリストが入力されているとします。検索番号で5番を入力すると5番の名称が表示され、8番を入力すると8番の名称が表示されます。
ところが、リストにない番号13番を入力すると10番の名称が表示されます。そこでそれを防ぐ為にIF関数と組み合わせます。 この概念次の通りです。
・検索番号を元にリストよりVLOOK関数で抽出し、番号を表示させます。
・その表示された番号と検索番号が同じなら名称を表示させます。
・違う場合は空白を表示します。
ちょっとややこしかったと思いますが例式をご紹介します。
(例)
※検索番号セル:C5 リストF5:G10 で番号、名称の順
「=IF(VLOOKUP(C6,F5:G10,2)=C6,VLOOKUP(C6,F5:G10,2),"")」
さらに具体的に知りたい方は下記のページよりダウンロード出来ます。
◆「ファイル番号28:リスト検索サンプル」です。
◆ ダウンロード
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