※サンプルを用意しています。
ダウンロードされて一緒に見ながら読んでみてください。
◆「ファイル番号30:日付と曜日の表示方法」です。
→ ダウンロード
■エクセルで日付と曜日の表示方法(サンプルファイル タイプ1)
単純に日付を入力する場合「2009/8/20」とセルに入力をするだけで日付として自動的に処理をしてくれます。同時に曜日を表示したい時は関数を使用して表示させます。
【例】
・セル B10→日付入力「2009/8/20」
・セル C10→曜日を表示の場合
セルC10に
「=CHOOSE(WEEKDAY(B10),"日","月","火","水","木","金","土")」
と入力すると曜日が表示されます。
*説明*
WEEKDAY(B10) は B10に入力されている日付から曜日を算出する関数です。数字により結果が返ってきます。
1→日、2→月、3→火、4→水、5→木、6→金、7→土
CHOOSE(番号、値1・値2・・・)
番号が1の場合→値1を表示させます。
番号が2の場合→値2を表示させます。
この2つの関数を組み合わせる事で日付から曜日を表示させることが出来
ます。
■日付が年月日それぞれ違うセルの場合(サンプルファイル タイプ2)
先ほどは1つのセルに年月日すべて入力されている「2009/8/20」という入力からの表示でした。しかし書類によっては年月日の入力セルが異なる場合もあります。
【例】
・セル C19→年が入力「2009」
・セル D19→月が入力「8」
・セル E19→日が入力「15」
基本的には上記の関数の組み合わせを使用しますが、WEEKDAY()の中身を加工しもうひとつ関数を入れます。
WEEKDAY(DATE(C19,D19,E19))
とします。DATE関数はDATE(年,月,日)を日付データに変換します。
曜日の表示を行うCHOOSE関数も含めると
=CHOOSE(WEEKDAY(DATE(C19,D19,E19)),"日","月","火","水","木","金","土")
これで年月日が異なるセルに入力しても曜日を表示することが出来ます。
■応用編・日別一覧を作る(サンプルファイル タイプ3)
最後にタイプ2を応用して日別一覧を作ります。このタイプ3の方が実際の仕事に利用できるのではないでしょうか。サンプルファイルを実際にご覧になられたら仕組みはわかると思いますが簡単に説明です。
・年と月は1ヶ所から参照します。
・日は一覧表のそれぞれの行から取得します。
・年月を変更すると一度にすべての日付の曜日が変わります。
以上皆さんのお仕事に合った形に改良してみてください。
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