データがずらっと並んでいる資料を表計算ソフトで作成すると、個々の数字が埋もれてしまいます。例えばその商品の粗利を確認する場合、すべて同じように表示されていると粗利が低い商品を見逃してしまうかもしれません。粗利率の段階に応じて色分け表示していると見やすいし、見逃す事も少なくなります。
例えば、粗利率30%以上を通常とする場合、
40%以上 →
白 (問題なし)
30%〜40%未満 → 黄色 (注意)
20%〜30%未満 →
ベージュ (対策必要)
20%未満 →
赤 (危険水域)
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何問題のない場合セルの色は白なので注意する必要はありません。 |
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黄色になった場合、30%基準に近づいているので仕入量を増やし単価を下げてみたり売価を見直しを行います。 |
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ベージュの場合完全に30%基準を下回っているので緊急な対応が要です。 |
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更に赤色だと完全に粗利がありません。同機能の代替商品を投入するか販売をやめる等の対応が必要となります。 |
色分けされて表示しているとサッと見た場合でも目に留まるのでチェック
しやすくなります。
■「条件付書式設定」にて色分けする方法
1)セルの色を変更したいセルを範囲指定します。
2)メニューバーの「書式」-「条件付書式設定」を選択します。
3)条件1にて「セルの値が」「次の値の間」「0.3」「0.399999」
4)「書式」を選択して「パターン」で「黄色」を選択して「OK」
5)「追加」を押して同様に書式を下記の通り作ります。
(条件2)「セルの値が」「次の値の間」「0.2」「0.299999」
(条件3)「セルの値が」「次の値以下」「0.1999」
6)「OK」ボタンを押して終了です。
設定している数値の値を0.2〜0.29999にすると0.2以上0.3未満とほぼ
同じ意味となります。
分だけの説明ではピンとこないかもしれませんので当ホームページにて
サンプルファイルがダウンロードできます。ぜひ一度見てみてください。
■■ サンプルファイル ■■
★仕事に役立つエクセル表ファイル★(ページ下部にあります)
「ファイル番号:34 結果により目立たせた表を作る(条件付書式)」
→ ダウンロード
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