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【No.104】商品リストからの抽出〜発注書の作成〜
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仕入の発注をする場合(他の伝票でも同じですが)発注書を作成します。
毎回新しい違う商品の場合はそのまま商品明細欄に手入力で記載していくと思いますが、取り扱っている商品が大体同じでそれらを何度も繰り返して発注する場合、名称を入力するのは面倒です。

かといってコピー貼り付けするのも手書きより楽ですが慣れてしまうと面度になってきます。

一番良いのは商品リストの中で発注数量のみを入力すれば自動で集計、発注書を表示してくれる事でしょう。しかし現状のエクセルなどの表計算ソフトではそのような機能を実現するには簡単ではありません。一番正確なのはプログラムを作りちゃんと処理させる事でしょう。



■それでも表計算で作ってみる。
それでも表計算にて作ってみたい。という事で今回色々工夫をしました。
ポイントはMAX関数とVlook関数の組み合わせでした。

 まず、サンプルファイルをダウンロードしてください。

   【サンプルファイル】
    ★仕事に役立つエクセル表ファイル★
    「ファイル番号:33 商品リスト付き発注書」
     → ダウンロード

 シートは2つあります、「商品リスト」と「発注書」です。



■商品リストの説明
商品リストのポイントとしてA列にある「システム関数」です。発注数量が入力している商品の内、上から何番目なのかを表示しています。

この関数は「=IF(F13="","",MAX(A$4:A12)+1)」 となっています。

F13(発注数量)が空白でなければ、A列(システム関数)にてA4〜その行より上のセルの中で一番大きい値に プラス1の値を表示させます。

これで発注数量を入力した商品のみで上から連番がふられます。

 

■発注書の説明
発注書のポイントはB列の行番号です。
その行番号と同じ値を商品リストのシステム関数から検索表示させるようにしています。

以上で商品リストの発注数量を入力した商品のみ、発注書にて表示するようになります。ちなみにこのサンプルファイルは発注書の表示商品数は15行までです。増やしたい方は発注書の15行目をそまま次の行からコピーすると増えます。

後は皆さんの使いやすい様に変更してみてください。

 

 
     
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