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日々の業務運営(商品入力) [POSレジ機能]
商品入力画面
この画面では商品の入力、数量の変更、単価の変更、割引処理が出来ます。
また、顧客の呼出し、担当社員の呼出し、日付の変更も出来ます。
登録済み伝票呼出も出来ます。
入力欄が空白で 「
預かり画面」 に変わります。
処理区分
当POS機能は下記の処理を行う事が出来ます。
■処理区分の種類
区分 | 説明 |
現金売上 | 現金でご購入された場合の処理です。 |
売掛売上 | そのお客様が売掛で購入した場合の処理です。後日月締め請求書などの請求書を発行できます。 また、売掛管理も出来ます。 |
現金返品 | 現金で購入された場合の現金での返品です。 |
売掛返品 | 売掛で購入された場合の売掛での返品です。 |
現金販売、売掛販売は顧客毎の設定する事が出来ます。「顧客マスタ」-「請求情報」-「販売方法」にて設定できます。
■処理区分を変更する方法
顧客を呼び出した時自動で設定値が表示されます。
「F7」キーを押す事でこの4種類の処理区分を切り替える事が出来ます。
顧客、社員の呼び出し
・社員を呼び出す事でこの処理が誰が行ったか記録に残す事が出来ます。また、社員別の売上集計も可能となります。
・顧客を呼び出す事で顧客別へ売上を計上する事が出来ます。売掛処理をした場合、月締め請求書などで請求書の発行が可能となります。
■各マスターを呼出す方法
各マスターは バーコードをスキャンするか、マスター番号を手入力後所定のボタンを押すことで呼び出すことが出来ます。
また、顧客、商品マスターを検索して選択することも出来ます。
呼び出すマスター種類 | 各マスター番号を押した後のキー操作 | バーコードでの読取り |
顧客マスター | 顧客番号 → F2キー | 顧客マスター内、管理用バーコードにて登録 |
商品マスター | 商品番号 → F3キー | 商品マスター内、バーコード番号にて登録 |
担当者マスター | 社員番号 → F4キー | 顧客マスター内、バーコード番号にて登録 |
また、次の方法でマスターを検索・選択することも出来ます。
【顧客マスター】 「
入力モード」で入力欄が
空白の状態で
[ F2 ] キーを 2回押すと顧客検索フォームが表示されます。
【商品マスター】 「
入力モード」入力欄が
空白の状態で
[ F3 ] キーを 2回押すと商品検索フォームが表示されます。
■顧客マスターのバーコードスキャンについて
当ソフトでは商品バーコードと同様に顧客バーコードを読込むことで顧客情報を呼び出すことも出来ます。ただ極稀ですが商品についているバーコードと同じ顧客バーコードがついていると商品の方が優先され顧客情報が正しく呼びだされない事もあります。その場合次の手順で呼び出します。
【顧客バーコードの呼出し方(顧客欄方式)】
@「入力モード」で入力欄が空白の状態で [ F2 ] を1回押します。(「入力欄」が「顧客」に変わります。
A顧客バーコードをスキャンします。
※「入力欄」が「顧客」に変わった時元の入力欄に戻すには 左カーソルキー(←)を押します。
■顧客名の変更
@[入力欄]が空白の時、[F8]キーを押します。
A「(1)顧客名」を選択もしくは数字の「1」を押します。
B変更したい顧客名を入力します。[F12]キーを押すと変更されます。
商品の読取・数量の変更、削除 等
■売上の商品の読取
・画面モードが「入力」の時商品のバーコードをスキャンすると下のリストに商品が表示されます。
・商品番号を入力後[F3]キーを押しても商品が表示されます。
■数量の変更
・商品をスキャン後、数量を入力し、[Enter]キーを押すと変更できます。
・表途中の商品数量を変更する場合は、マウスにて変更したい行を選択すると青く表示されます。数量を数量を入力し、[Enter]キーを押すと変更できます。
■商品の削除
・[Delete]キーを押すと最終行の商品が削除されます。
・表途中の商品を削除する場合は、マウスにて変更したい行を選択すると青く表示されます。[Delete]キーを押すと削除できます。
■商品単価の変更
・商品をスキャン後、変更後の
単価を入力し、
[F11]キーを押すと変更できます。
例)入力欄:「500」入力→「F11 」キーで 500円に単価が変更されます。
※その商品が外税タイプの場合は、入力された単価は税抜きとなり、「内税」タイプの場合は税込扱いとなります。
※商品呼出し直後でなくても、その商品行をマウスでクリックして選択しすることで同じように変更処理する事でが出来ます。
■商品毎の消費税額の変更
・商品をスキャン後、入力欄が
空白で、
[F11]キーを押すと消費税率一覧画面が表示されます。変更したい税率を選択すると変更します。
例)入力欄:空白→「F11 」キーで 税率変更画面が表示されます。
※その商品が外税タイプの場合は、入力された税抜き金額から消費税を計算し、「内税」タイプの場合は税込から税抜き額を計算します。
※商品呼出し直後でなくても、その商品行をマウスでクリックして選択しすることで同じように変更処理する事でが出来ます。
※消費税を変更する際のご注意点は
「3-1-15:軽減税率の設定」ページの「税率変更についてのご注意点」項目をご参照ください
■商品の変更
・一度スキャンして表示した商品を他の商品と変更する場合には下記の手順となります。
1)変更したい商品をマウスで選択すると青く表示されます。
2)商品をスキャン、もしくは商品番号を入力して[F3]を押します。
■商品名の変更
1)[入力欄]が空白の時、[F8]キーを押します。
2)「(2)商品名」を選択もしくは数字の「2」を押します。
3)変更したい商品名を入力します。
4)[F12]キーを押すと変更されます。
■備考の入力・変更
1)[入力欄]が空白の時、[F8]キーを押します。
2)「(3)備考」を選択もしくは数字の「3」を押します。
3)表示したい備考を入力します。
4)[F12]キーを押すと変更されます。
割引の使用
割引には3種類あります。単品割引と全体割引、単価値引です。
・割引は金額の10%引き、とか45%引きといった割合で引きます。
・値引は100円引きとか300円引きといった金額で引きます。
■単品割引
最後にスキャンした商品を割り引きます。(例25%引きにする場合)
1)商品をスキャンします。
2)割引率「25」を入力し[F5]キーを押します。
■全体割引
税込合計から金額を割り引きます。(例25%引きにする場合)
1)割引率「25」を入力し[F6]キーを押します。
日付の変更
日付は、「日付」と「請求日付」の2種類あります。
日付:売上入力画面では「売上日付」と同じです。
納品日伝票類の納品日となります。
また、在庫の差引日となります。
請求日付:月締め請求書を発行する時の請求日となります。
■日付の変更
1)[入力欄]が空白の時、[F9]キーを押します。
2)「日付」または「請求日付」を入力します。右側のカレンダーからも選択できます。
画面のクリア
[ESC]キーを押すと商品などが入力中でも画面がクリアされます。
・社員コードはそのまま残ります。
・日付が変更されている場合、本日日付に戻ります。
時間商品の入力
・レンタルルームや、駐車場などの様に時間単価にて金額を算出するサービス、商品として扱います。
・「時間商品」を選択すると「時間商品設定」ボタンを表示されます。
・商品ごとに、何分ごとに課金するのか(単価時間)、課金する金額(販売単価)などを設定できます。
【例】 15分毎とに、500円を課金する場合
販売単価にて「500」円を登録します。
単価時間にて「15」分を登録します。
10分→500円 15分→500円 20分→1,000円 1時間→2,000円
・商品マスターにて時間商品として扱う商品を登録、設定します。
詳しくは(
商品マスター登録:時間商品)をご参照ください。
1)時間商品の商品番号を入力し、「F11単価変更」を押すと上記のような画面が表示されます。
2)開始日時を入力、もしくは「現在の日時」ボタンを押して開始日時を入力します。
※「現在の日時」を押した時、商品マスターの開始猶予時間の設定分後が開始日時として入力されます。
3)終了日時を入力、もしくは「現在の日時」ボタンを押して終了日時を入力します。
※終了日時加算分のボタンを押すと、開始日時からボタンの分後が終了日時として入力されます。
4)最後に、「金額計算」を押すと売価が自動計算されます。
(金額の計算式)
使用時間(分)=終了日時 - 開始日時
売価 = ((使用時間-終了猶予時間)/単価時間) × 販売単価
例えば、終了猶予時間を 5分で設定していた場合、終了時間が過ぎても5分以内なら次の時間単価として計算されません。