(2-1)マスター登録

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マスターの概要 顧客 仕入先 社員 商品 備考
グループ 顧客単価 仕入先単価 事業所 口座 法人区分 
商品単位 和暦 税率 伝票作成 システム サブ明細
外部データの出力と読取 マスター印刷 共通各種ボタン バーコード印刷 支払方法
【ページ内項目】 (下記項目をクリックすると説明文までジャンプ、表示します)
商品マスター 削除方法 セット商品
商品登録情報 内容の変更 時間商品
共通ボタン 一覧リストの表示 単価CSV作成・読取
登録方法 特定項目の一括変更
登録済情報の呼出 データ形式
2-1-5 商品マスター
・商品マスターはシステム内で使用する売上、仕入、見積や、在庫、棚卸などすべての部分で使用されています。
・商品マスターでは仕入値、売価、単位など商品に関する情報を登録します。

商品登録情報
項目内容 説 明
商品番号 その商品を特定する番号です。他の番号と重複することは出来ません。システム内で商品を呼び出す時には、この仕入先番号を使用します。
【例】123、252、T1520、K1360
商品名 商品名です。実際に伝票に記載される名称です。
【例】 青りんご(青森)、赤ボールペンH90タイプ
フリガナ 商品名のフリガナをカタカナで記入します。
バーコード番号 JANコードなど商品についているバーコードを入力します。
空白にすると自動で割り振られます。
 
【印字可能バーコード】
13桁JANコード、8桁短縮形JANコード。呼出だけならば他の種類も利用可能です。
 
【標準外バーコード】
当システムでの商品バーコードは「2001」から始まる13桁JANコードを使用しております。
それ以外の数字で始まるバーコードを使用なる場合、「システム」設定の「全般」-「標準外バーコード」にて
設定してください。(システムマスター参照
(例:2010で始まる13桁のバーコードを使用している場合)
「先頭番号:2010」、「全桁数:13桁」として商品バーコードに登録します。
 
※「バーコード番号」欄に12桁の数字を入力し、「12桁コードにチェックデジットを付ける」ボタンでチェックデジット付13桁バーコード番号になります。
販売単価 税抜:販売時の税抜単価です。税込:販売時の税込単価です。
※両方入力されている場合税込単価が優先です。
仕入単価 税抜:仕入時の税抜単価です。税込:仕入時の税込単価です。
※両方入力されている場合税込単価が優先です。
定価 その商品の定価です。特別内部での処理はしておりません。
各入力画面でも「オプション」内の「定価入力項目表示」を「表示する」にすると項目が表示されます。
単価CSV作成、読取 単価データをCSVファイルに作成、読取更新する事が出来ます。
税率 その商品の消費税率を選択します。(2-1-15:税率マスター)にて変更追加できます。
単位 その商品の販売単位を選択します。(2-1-13:商品単位)にて変更追加できます。商品単位マスターには登録されませんが、直接入力も可能です。
税区分 その商品が課税対象品か、非課税品か選択します。
在庫区分 その商品が在庫管理対象なのか、ちがうのか選択します。
ポイント対象 その商品を販売した時にポイント対象なのか、ちがうのか選択します。
セット商品 その商品がセット商品であるときに「セット商品」を選択します。
セット商品の詳しい説明は下部を参考ください。
最低在庫 在庫管理時使用します。その商品の最低在庫数を入力します。
標準数量 売上や見積、仕入などで商品入力時自動でここで登録した数量が表示されます。
仕入先別発注数量 仕入発注時、仕入先ごとの基準数量や備考表示を設定します。
 時間商品 レンタルルームや駐車場などのような時簡単価で金額を算出するサービス、商品の場合、「時間商品」を選択します。通常の商品は「通常商品」を選択します。
個々の、時間商品毎に「時間商品設定」ボタンで設定を変更することが出来ます。
印刷対象 伝票にてその商品を印字するか、しないかを選択します。
売上や見積などの入力画面でも変更できます。
「印刷しない」を選択すると入力画面や集計表では表示されますが、伝票では印字されません。
※この時、販売単価が入力されていると伝票合計金額に加算しますのでご注意ください。
備考番号1
備考番号2
売上や見積、仕入などで商品入力した時、備考欄で備考を選択できます。
このリストは(2-1-6備考マスター)にて追加変更できます。
備考表示 売上や見積、仕入などで商品入力時自動でここで登録した備考が表示されます。
第1グループ
第2グループ
第3グループ
その商品をグループ分けをします。まず大きく第1グループで分け、第1グループの中でも更に第2グループに分けます。そして更に第2グループの中でも第3グループに分けます。これは第1グループだけでも登録できます。
仕入元 基本となる仕入元を選択します。
共通ボタン

画面上部のボタンは(2-1-20:共通各種ボタン)を参照ください。
登録方法

新しく商品情報を登録するには次の手順で行います。

   1)商品番号を入力します。他の商品番号と重複できません。
      ※ [F3]最小値の空き番号を取得します。[F4]最大値の空き番号を取得します。
   2)商品名や他の情報を入力します。
   3)「登録」を押します。(もしくは[F12]キーを押します)
   4)登録完了です。

登録済み情報の呼び出し方

登録済みの商品情報の内容を表示するには次の手順で行います。

   1)商品番号欄に表示したい商品の商品番号を入力します。
   2)「リスト表示」を押します。(もしくは[F2]キーを押します)
   3)対象の商品をリストからマウスでクリックします。
   4)商品情報が表示されます。
   5)変更箇所を変更します。
   6)「登録」を押します。(もしくは[F12]キーを押します)
   7)変更完了です。

削除方法

登録済みの商品情報を削除するには次の手順で行います。

   1)商品番号欄に削除したい商品番号を入力します。
   2)「リスト表示」を押します。(もしくは[F2]キーを押します)
   3)対象の商品をリストからマウスでクリックします。
   4)商品情報が表示されます。
   5)削除対象であるか確認し、「削除」ボタンを押します。(もしくは[F11]キーを押します)
   6)削除完了です。

※削除したい番号が既に使用されている場合、(売上、仕入などの入力など)削除することは出来ません。

内容の変更方法

登録済みの商品情報の内容を変更する場合は次の手順で行います。

   1)商品番号欄に変更したい商品の商品番号を入力します。
   2)「リスト表示」を押します。(もしくは[F2]キーを押します)
   3)対象の商品をリストからマウスでクリックします。
   4)商品情報が表示されます。
   5)変更箇所を変更します。
   6)「登録」を押します。(もしくは[F12]キーを押します)
   7)変更完了です。

一覧リストの表示

・画面右側には登録済みの商品リストが表示されます。
・画面を開いた時は空白となっていますが、「リスト表示」ボタンを押すことで表示されます。

全登録をリスト表示したい時
・画面を開いた直後、もしくは「画面クリア」ボタンを押した後に「リスト表示」ボタンを押すと全登録が表示されます。

絞込みで抽出表示したい時
・絞込みしたい項目に検索キーワードを入力し、「リスト表示」ボタンを押すとキーワードにより絞込みされます。
   ・名称などは一部を入れることでその文字が含まれる商品情報が表示されます。
   ・リスト選択の場合はそのリストを選択され登録された商品情報が表示されます。
   ・複数の項目で条件を絞ることも出来ます。(例)「商品名」[赤ワイン]販売単価[2100]が含まれる商品。

特定項目の複数商品一括変更

・マスター登録情報を、1ヶ所だけを変更するのは上記の変更手順で簡単に出来ます。
・複数の商品の1ヶ所の項目を同じ用に変更する時、その都度呼出して、変更をしなければならないので面倒です。
・そこで「一括変更」を利用すると一度にすべて変更できるので楽です。
・変更される商品は画面右側の一覧リスト表示されている商品のみです。

・手順は次の通りです。
  1)あらかじめ一覧表リストで変更したい項目をリスト表示させます。(上項目「一覧リストの表示」参照)
  2)「画面クリア」を押します。
  3)変更したい項目を入力します。(例)「在庫管理」を「する」に選択。
    ※変更したい項目は複数可能です。
    ※商品番号は変更できません。
  4)「一括変更」ボタンを押します。
  5)「マスタ一括変更処理」画面にて変更される項目と内容を確認します。
  6)変更する場合は「実行」ボタンを、 変更をしない場合は「中止」ボタンを押します。
  7)「マスタ一括変更処理」画面が消え、処理終了のメッセージが表示されたら処理終了です。
データ形式

マスターの出力、読込みにて使用されるデーターは下記の通りの形式です。
行番号 項目名

説明

1

システム番号

新規登録の場合は空白(自動振番)

2

商品番号

最大20文字

3

ソート番号

新規登録の場合は空白(自動振番)

4

商品名

最大50文字

5

フリガナ

最大50文字

6

バーコード番号

最大25文字

7

販売単価税抜

※桁区切りは表示させないでください(例17,000→17000

8

販売単価税込

※桁区切りは表示させないでください(例17,000→17000

9

仕入単価税抜

※桁区切りは表示させないでください(例17,000→17000

10

仕入単価税込

※桁区切りは表示させないでください(例17,000→17000

11

税区分

0:課税 1非課税

12

税率

税率マスター参照

13

販売単位

最大5文字

14

在庫管理

0:在庫管理しない 1:在庫管理

15

基準数量

 

16

備考番号1

備考マスター参照

17

備考番号2

備考マスター参照

18

基本仕入先番号

仕入マスター参照

19

ポイント対象

0:対象  1:非対象

20

備考表示項目

 

21

第1グループ

グループマスター参照(グループ番号1)

22

第2グループ

グループマスター参照(グループ番号2)

23

第3グループ

グループマスター参照(グループ番号3)

24

最高在庫

 

25

最低在庫

 

26

画像1

未使用

27

画像2

未使用

28

画像3

未使用

29

更新日付

8桁整数 2009年8月12日→20090812

30 セット商品 セット商品の場合
0:通常商品
1:セット商品
31 入力端末  
32 時間商品 0:通常商品 1:時間商品
33 印刷対象 その商品を伝票で
0:印刷する。 1:印刷しない
34 定価税抜 定価税抜の金額を入力します。
※桁区切りは表示させないでください(例17,000→17000
35 定価税込 定価税込の金額を入力します。
※桁区切りは表示させないでください(例17,000→17000
仕入先別発注数量

発注入力時、特定の仕入先でその商品を入力した時に自動で数量と備考を表示させます。

設定方法手順
1)設定したい商品を呼び出します。
2)「仕入先別発注数量」ボタンを押します。
3)設定したい仕入先の数量と備考を入力します。
4)最後に「登録」を押して設定終了です。

また、仕入発注一括入力画面でも「発注設定登録」ボタンを押すと選択されている行の仕入先と商品番号に対して数量、備考が設定保存されます。詳しくはこちらをご覧ください。

セット商品

他の登録済の商品をまとめてセット商品として取り扱う事が出来ます。
セット商品として登録すると入力時においてセット商品の商品番号を入力するだけでそのセットに含まれる明細商品を自動で表示できます。

セット商品も含まれる商品も商品マスターに登録されている必要があります。

 システム内のセット商品の扱い。

・セット商品を販売した場合、セット商品として登録した商品に対して金額、計上されます。
・セットに含まれる明細商品は0円商品として数量のみ計上されます。

つまり、商品別売上額ではセット商品は金額が計算されますが、内容の明細商品は金額が集計
されません。数量のみの集計となります。


例 「ヨーロッパワイン詰め合わせ」セットを作る場合

1)商品マスターにて個別の商品登録を行います。

商品番号 商品名 セット商品区分
2005 ヨーロッパワイン詰め合わせ セット商品
35 フランス赤ワイン 通常商品
36 イタリアワイン 通常商品
37 ドイツ白ワイン 通常商品
38 スペインワイン 通常商品

 

2)2005番の「ヨーロッパワイン詰め合わせ」を呼出して、「セット商品登録」ボタンを押し、セット内容を登録します。

商品番号 商品名 数量 備考
35 フランス赤ワイン 2 2000年生産
36 イタリアワイン 1 1980年生産
37 ドイツ白ワイン 1 1980年生産
38 スペインワイン 1  

 

3)商品登録画面内の「登録」を押します。
4)商品登録画面内の「閉じる」を押します。

以上です。

 


 セット内容を変更する場合

1)内容を変更したい商品セットを呼出します。上記では「2005番、ヨーロッパワイン詰め合わせ」
2)「セット商品登録」ボタンを押します。
3)削除したい商品は左側の「削除」ボタンを押します。
4)追加の場合は追加したい商品番号を入力し、Enterキーを押します。
5)内容修正が終わったら商品登録画面内の「登録」を押します。
6)商品登録画面内の「閉じる」を押します。

 

 セット内容を全て削除する場合

1)内容を削除したい商品セットを呼出します。上記では「2005番、ヨーロッパワイン詰め合わせ」
2)「セット商品登録」ボタンを押します。
3)削除したい商品の左側の「削除」ボタンを押し、商品明細が表示されていない状態にします。
5)商品登録画面内の「登録」を押します。「削除完了」のメッセージが表示されます。
6)商品登録画面内の「閉じる」を押します。

 

 セット内容で売上入力

例)売上入力
1)売上入力画面にて
2)商品明細画面で「2005」エンターを押します。
3)「ヨーロッパワイン詰め合わせ」とそのセット内容の明細が表示されます。

時間商品

・レンタルルームや、駐車場などの様に一定時間で金額を算出するサービス、商品として扱います。
・「時間商品」を選択し「時間商品設定」ボタンから設定を行います。
・商品ごとに、何分ごとに課金するのか(単価時間)、課金する金額(販売単価)などを設定できます。

【例1】 15分毎に、500円を課金する場合
 販売単価にて「500」円を登録します。
 単価時間にて「15」分を登録します。
 10分→500円 15分→500円 20分→1,000円 1時間→2,000円


【例2】 最初の30分は500円、その後15分毎に、200円を課金する場合
 販売単価にて「200」円を登録します。
 単価時間にて「15」分を登録します。
 初期定額時間を「30」分を登録します。
 初期定額単価を「500」円を登録します。

 10分→500円 15分→500円 30分→500円 35分→700円 45分→900円


【例3】 15分毎に500円を課金し、金額の上限を1500円にする場合
 販売単価にて「500」円を登録します。
 単価時間にて「15」分を登録します。
 上限金額を「1500」円を登録します。
 10分→500円 15分→500円 20分→1,000円 45分→1,500円 60分→1,500円

 
取扱いに必要な設定
 項目 設定内容 
販売単価 税抜、税込両方入力されている場合、税込優先です。
請求時間にこの販売単価が掛けられた金額が商品単価として入力されます。
終了日時加算ボタン 売上入力画面にて「終了日時加算」ボタンを何分おきに設定するか分で登録します。

【例】 30で登録した場合、
「30」、「60」、「90」、「120」、「150」、「180」の6つのボタンが表示されます。売上処理中にこのボタンを押すと、開始時間からの時間が加算され終了時間として設定することが出来ます。
単価時間 課金する時間の単位。分で入力します。
【例】 15分で設定の場合、
15分 毎に販売単価金額が加算されます。
開始猶予時間 開始時間の「現在の日時」ボタンを押した時現在の時刻よりここで設定した分開始時間を遅らせます。
【例】 5で設定の場合、 
18:15分に現在の日時ボタンを押した場合、5分後の18:20分が開始時間となります。 
終了猶予時間 金額を計算する時、この設定した分だけ時間を差し引いて計算します。 
初期定額時間 分で入力します。
ここで設定した分だけ初期定額単価が単価金額ととして計算されます。


【例】 30で設定の場合、 
開始30分は定額金額です。金額は初期定額単価税抜(税込)の金額で計算されます。30分を過ぎた場合は商品マスターの単価で登録されている金額が加算されていきます。
初期定額単価税抜 初期定額時間が設定されている時の定額金額です。(税抜きで入力します)
※税抜、税込どちらか片方の入力で大丈夫です。両方入力されている時は税込金額が優先されます。
初期定額単価税込 初期定額時間が設定されている時の定額金額です。(税込で入力します)
※税抜、税込どちらか片方の入力で大丈夫です。両方入力されている時は税込金額が優先されます。
上限金額税抜 時間商品の税抜き上限金額のです。
※税抜、税込どちらか片方の入力で大丈夫です。両方入力されている時は税込金額が優先されます。
上限金額税込 時間商品の税込上限金額のです。
※税抜、税込どちらか片方の入力で大丈夫です。両方入力されている時は税込金額が優先されます。




実際の入力は売上入力パソコンPOSレジページの「時間商品の処理」をご参考ください。
 
(売上入力画面での、時間商品入力)


(パソコンPOSレジ画面での、時間商品入力) 




単価をCSVファイル作成、読取

・全商品の単価(販売単価、仕入単価、定価、※税込、税抜)をCSVファイルに作成する事が出来ます。
・またCSVファイルを表計算ソフトで編集してそのデータを読取る事が出来ます。
・読取る時は一旦、「単価CSV作成」でデータファイルを作成し、それを表計算ソフトで開き編集すると簡単に出来ます。


 単価CSVファイルを作成する方法

1)商品マスターを開きます
2)「 単価CSV作成 」 ボタンを押します。
3)ファイル名を入力して 「 保存 」 ボタンを押して作成完了です。


 表計算ソフトで開く


・開く時は、各表計算ソフトのファイル形式を(CSV)もしくは(txt)にしてから開きます。
・数字の桁区切りが表示されないようにしてください。(例 17,000→ 17000 のように「 , 」を非表示にします。
・項目は左から、「商品番号」、「商品名」、「販売単価税抜」、「販売単価税込」、「仕入単価税抜」、「仕入単価税込」、「定価税抜」、「定価税込」です。
※商品名は読取ってもその商品名には更新されません。
※空白は「0」で埋めてください。


 単価CSVファイルから読取る方法

1)商品マスターを開きます
2)「 単価CSV読取 」 ボタンを押します。
  
3)読取るCSVファイルを選択します。※ファイルの種類をcsvに変更します。
4)「 開く 」 ボタンを押します。
  
5)単価データが読込まれるので読取終了のメッセージが表示されたら、読取リスト内容を確認します。
6)問題なければ「 単価データ更新 」 ボタンを押します。※この時点で更新されます。
  ※商品マスターに登録されていないデータを読取った時は「更新」欄にメッセージが表示されます。
  ※商品マスターに登録されていないデータは「単価データ更新」をボタンを押しても更新されません。
7)更新完了です。
  

〒860-0881 熊本市麻生田4-25-68 アスネット
TEL 096-249-4845 FAX 096-249-4846

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